バリニーズマッサージに限らず、
施術は
手技だけが全てではありません。

「技術さえあればセラピストになれる」
「手順を覚えればすぐにお客さんに入れる」

サロンに勤めたばかりの時はそんな風に思っていた事が
私にもあったと思います。

でも実際に施術を重ねる中で気づいたのは、
「どんな気持ちで触れているか」
その時の“在り方”が、
技術以上にお客様に届いている
ということでした。


技術は“道具”であって
それを使う「人」がすべて。

マッサージの技術は、いわば「筆」や「楽器」のようなもの。
どう使うか、どんな“想い”をそこに込めるかで
お客様への伝わり方は大きく変わります。

✔ 触れる手の温度
✔ 呼吸の深さ
✔ 意識のあり方
✔ お客様をどう見ているか
✔ 沈黙の時間への気遣い

など・・・

これらすべてが、施術の質を大きく左右するのです。


実は多くのお客様が言葉にはしないけれど、
“触れられた時の安心感”

“信頼できる空気”
をしっかり感じ取っています。

「なぜかあの人のマッサージは落ち着く」
「技術は同じなのに彼女が担当だとなんか気持ちまで満たされる」
「あの人の施術受けた後は気付いたらよく喋っちゃう」

同じ技術でも施術車によって
お客様の感じ取る事が違うのは
セラピスト自身の心の在り方
に違いがあるからです。

スピリチュアルな意味ではなく、
「相手を思いやる気持ち」
「丁寧に触れようとする意志」
そのものが、
施術に“波動”として伝わると私は感じています。

セラピスト自身が
焦っている時、疲れている時、
心がざわついている時・・・

そんな状態で触れた手は、
どんなに技術が優れていても
なんだか“落ち着かない”のです。

だからこそ施術は
セラピスト自身が整っていることが、
最も大切なベースになります。

マッサージとは、
手で触れることで、心に触れる仕事。

技術だけでは届かない。
在り方だけでも足りない。
その両方を育てていくことが、
本物のセラピストへの道だと思っています。


\本場バリ島の伝統的なバリニーズトリートメントを学ぶ/
バリニーズセラピスト養成スクールErp

📍神奈川(横須賀)・埼玉・京都・兵庫・大分

お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせ下さい♪